不定期開催している「現代音楽のつどい」次回のご案内です。
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今回の現代音楽のつどいは特別タイアップ企画!
来る2月11日にスノドカフェ狐ヶ崎で行われる「≪シズオカ×マルタ≫民俗が音楽になるとき」コンサートのプレレクチャーを行います。
このコンサートは、今日、当事者以外からはほとんど社会から顧みられない「民俗(フォークロア)」を「音楽」に転写することで、どのような現象が起きるのか、ひいてはどのように「音楽」として切り出すのか、「民俗」が「音楽」になるのはどういうことなのかを、実際の楽曲制作の演奏を通して、実践的に考察するリサーチプロジェクトの一環として行われるもので、現代音楽のつどい共同主催の一人、渡会美帆が作曲・演奏を担当しています。
現代音楽のつどいにおいて今回開催するプレレクチャーでは、このリサーチプロジェクトのテーマでもあり、渡会個人の近年の創作テーマともなっている、伝承音楽を現代の音楽として、(また現代音楽の手法や観点も用いながら)転写し再生する試みについて、新作「納曾利とアーナが出あうとき〜Nasori meets Ghana〜」の創作過程の様子を通してお話したいと思います。
また本プロジェクトのコーディネーター、谷口政広さんをゲストにお迎えし、今回のプロジェクトの題材である2つの伝承音楽、静岡県周智郡森町の天宮神社十二段舞楽より「納曾利」と、地中海の島国マルタ共和国の民俗音楽「アーナ」について映像や音源を交えながら紹介します。なかなか知られることの少ないこれらの伝承音楽の認知と、現代音楽としての可能性について、有意義なディスカッションの機会にしたいと思います。
※コンサートの詳細はこちら
http://maffin.jugem.jp/?eid=255
https://www.facebook.com/events/256228348147608/
コンサートと合わせてのご参加はもちろん、レクチャーのみでも大歓迎です!
是非この機会にご参加下さい!!お待ちしております!!
日時:2017年2月2日(木)19:30〜
場所:スノドカフェ(清水区上原1-7-3)
参加費:1500円
(1ドリンクおやつ付き、学割1000円)