• 2019.10.29 Tuesday
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静岡アート郷土史プロジェクト芸術批評誌、DARADAMONDE第2号インタビュー掲載
2月23日に発売になった静岡アート郷土史プロジェクト芸術批評誌、DARADAMONDE第2号に僭越ながらインタビューを受け、掲載して頂きました。 

 インタビューを受けたのが、昨年のまさに遅れてきたケージショックを受けた直後だったので(笑)なんと言うか、自分の今までの概念が崩れ去ってさまよっているまさにそのただ中で「こうなんです!」という実になる答えになっていないと言うのが正直なところです…(汗) 

今までの事や、tonalite、朗ピの話など、それでもトピックになる話もあるかな? 

それにしても、文章にするというのは自分にとっては難しいです。 インタビューも、言ったとたんに過去になってしまうので、 インタビューを受けた時点と、今とはまた違ってしまっているし。 (まだ今の方が少し見えてる感じかな…) 


 DARADAMONDEは、静岡市内の書店の他、発行元の清水区スノドカフェさんでも通販で購入できます。


静岡を拠点に活動している様々なアーティストやアート活動を支える皆さんによる内容の濃い本になっています。
静岡のアートも今かなり面白くなっています。 ぜひぜひお買い求め下さい。ラッキー
JUGEMテーマ:音楽
フランスで「3つの東北民謡による幻想曲」が再演されました。
こんにちは。 


事後報告になってしまいましたが、 
先日、2月17日に、フランスで「パリからの風」のお2人が、
昨年夏に日本ツアーで演奏して頂いた、
拙作「3つの東北民謡による幻想曲」を再演されました。 


 私は日本にいるのでフランスでの演奏は聞けませんでしたが、 
オーボエの奈緒子さんご本人が大満足とおっしゃるほどの演奏だったそうで、 終演後も沢山感想を頂けたとの事、聴けなかったのは残念でしたが、感慨無量です。 
これも演奏して頂いた『パリからの風』のお2人のおかげだと思います。 

 つくづく、曲は演奏者の方々によって育てられていくんだなと改めて思います。 
現代的であれ古典的であれ、長く演奏者に弾いてもらえるような強度の高い曲を作れるようになれたら…と思いつつ、今日も生徒と基礎勉強に精を出しつつ…。四股を踏んで足腰鍛えるような…(笑)。 


 コンサートの詳細が「パリからの風」ブログサイトに書かれています。 是非ご覧下さい。 



このような海外での日本をテーマとしたコンサートに演奏して頂ける事は 本当に嬉しい事です。 
これからも日本のテイストをモチーフにした作品を少しづつ作っていけたらと思います。
JUGEMテーマ:音楽
2013 謹賀新年
JUGEMテーマ:音楽
新年明けましておめでとうございます。 
昨年も多くの皆様に大変助けられ、支えられ、お世話になりました。
ちょっと周りの方々に甘え過ぎてしまった感もあって、申し訳なかったと思いつつ、そんな自分をいつも受け入れて頂いている皆様に改めて非常に感謝しています。
本当に有難うございました。<(_ _)> 

 
昨年は、年末までバタバタしてしまって、あまりしっかり1年をまとめることが出来なかったのですが、 今年の方向性を占うにあたって、やっぱり昨年得た収穫が非常に作用する感じだったりして。 
年を越して、ようやくその辺り自分で少し整理出来つつある感じです。 


 昨年得たもの、そして出逢ったもので非常に大きかったキーワードは ジョン・ケージの概念であり、また偶然にも12月5日の静岡県立大学での朗読と音楽のユニット「帆香」でやった「偶然の旅人」のテキストでもテーマになっていた、 『偶然』と『沈黙』というキーワードでした。 

これは、私にとっては非常に大きなもので、 それは、今後においても非常に影響を与えることになりそうで。 昨年得たこの2つのキーワードによって、 今年の、もしくは今後しばらくの??自分のテーマとなるのは、 『聴く』という事なのかなぁと。 

 これは、単に音楽を聴く、というだけでなく、 ケージや「偶然の旅人」の中でもあった、沈黙の中にあるものを聴く、 もっと大きく言えば、それは、音以外においても、周りの人の声、相手の話、相手が求めるもの、世界の情勢、 政治の動向、もちろん自分の心や体の声も、 聴く、それは観察する、洞察すると同義でもあるかと思いますが、 そういうものが今後の課題になるのかなぁと。 

 もちろんそんなに簡単に行かない場合もあると思いますが、 昨年得た重要なキーワードの中で、ちょっと探求してみたいテーマかなぁと思います。 

 
新年と言えば、初詣に行って、今年こそは良い年になりますように、とお祈りをしたりすると思いますが、 自分自身はそれなりに年を重ねて来て、ここ何年かの自分の状況や、日本の状況などを目の当たりにして、 以前は熱心に良くなるようにお祈りしていたけど、そんな毎年毎年良い事ばっかりなんて事はある方が不自然なんだなという、非常にある意味ひねくれているのかもしれませんが(笑)そんなふうに感じるようになってしまいました。(汗) 

何でもそうだけど、いつもいつもずっとパーフェクトなんて難しい事だし、いつもいつも良くなるように頑張って頑張って、なんて、良く考えたら大変だし続かないし、そんなに思うように上手くいかなかったりする方が多いし。 それが20年も30年も継続してやり続ける、なんて事になったら、それこそしんどい事になってしまうし。 

社会的な事でも人生的な事でも、やっぱり波があるし、良い事があれば悪い事もあるし、悪い要素になることなんて一つもしていなくても事故に逢ってしまう事だってあるわけで、もうそれは運とかそういうことになってきてしまったりもするけど、ともかく、なんか、もちろん希望としては良い年になりますようには非常に良いと思うけど、 それよりは、自分の身近で起きている事を小さな良い事も、見かけはアンラッキーだったりマイナスなことを、どれだけポジティブに捉えられるかとか、価値のあるものとして消化できるかとか、そっちに気を使う方が良いのではないかと、今更ながら思うようになって。 

だから、毎年そういう自分にとって気づきになるはずの事、転じてみれば良い事というのは沢山起こっているのに気づかないで今年も良くなかった、来年こそは、と毎年同じ事を繰り返す、っていう…。ただ気づいていないだけなんじゃないかなぁと思いつつ。
もちろん、最近の日本は以前より嘆かわしい事が多くなってしまって、希望が持てなくなりがちなのは確かだったりするけど…。 

 まぁそういう感じで、だからどちらかというと、日々の自分の隣にある価値のある経験や人との出会いや交流や出来事や、仕事や喜びや幸せを、もう少し意識して捉えられたらいいなと。

そして、思うように上手くいくことを目的にするのをもう少しゆるめて、『偶然』を必然として受け入れて、起こったことを受け入れて対処できるようになれたらいいなと思います。『偶然』を受け入れることを楽しめたらいいですね。 


 ともかく、今年は何より勉強の年になるので、まずは1にも2にも勉強です。(汗) 生徒へのサポートでもあるけど、自分のためでもあります。 
スキルアップと昨年得た新しい音楽の概念をより深めて、いつか形ができるように、力をつけていけたらと思います。 


本年もどうぞよろしくお願い致します。
2012年振り返り
こんにちは。

 最近はブログもろくに更新できないまま、2012年ももう終わりです。 
特に10月以降の後半は怒涛な感じだったので、なんだか一気に過ぎてしまったような感じでしたが…(汗) 


 2012年は自分の活動として大きな事は、 

  • 7月にパリ在住のオーボエ奏者坂川奈緒子さんとピアニスト中本陽子さんによるデュオ「パリからの風」のコンサートで、委嘱作品の「3つの東北民謡による幻想曲」を初演して頂いた事

  •  7月の終わりから始まった「現代音楽のつどい」が予想に反して大反響・大盛況だった事 

  • SPAC俳優の布施安寿香さんとのユニット「帆香」による朗読コラボ作品が気づいてみたら今年は3作品発表出来ていた事 

 でしょうか。 


 2011年後半から自分の中の創作の基盤のようなものが現代音楽というカテゴリーによって大きく崩れてしまい、自分としてはまだ立て直しの時期で自主的に発表すると言う事を以前よりあまり積極的にやらなかった割には、 振り返ってみると結構本番もあったし、それなりに活動出来ていたかなと思います。 

その中でも、「現代音楽のつどい」発足は私にとって非常に大きいものになりました。 

これは、自分の中では、もっと静岡でもアートや演劇が盛り上がっているように音楽、特に芸術音楽や現代音楽について盛り上がってくれることはないのか、もっと個人的には、そういう話が出来る人がいない(笑)というところで、 そういう会をやってみたいなぁと漠然と思っていたのですが、 
主催をして頂いている野村さんのおかげで、当初5人集まれば恩の字と思っていたものが、 毎回ほぼ10人を上回る参加人数で、 しかもまだ4回しかやっていませんが、その1回1回が非常に濃密な時間となっていたりします。 

私にとっても、第1回で現代音楽の大きな流れをつかみ、 
第2回のケージ特集で自分自身も、というか自分自身が一番ケージの音楽の概念に衝撃を受け、そこから自分のこれまでの音楽に対する捉え方等を全て崩されてしまい、
第3回の日本の現代作曲家の歴史を見て、 日本の中での現代音楽の変遷に、それまで海外が主流だと思っていた芸術音楽の中で 特に現代音楽においては日本こそが非常に面白い要素を持っていて、 それを様々な角度から様々な歴代の作曲家が実験を重ねて、世界にアピール出来る非常にユニークな日本独自の作品を作り続けてきた
という事を遅まきながら知ることになり、これまた衝撃を受けて、また、何よりも参加された皆様の率直な感想が非常に新鮮でした。 

むしろ、子供のころからクラシックという狭い枠の音楽教育を受け続けていた自分よりよっぽど 自由で許容力のある耳、発想で、現代音楽を聴いて感じることができる そういう意味では、自分一人で勉強するよりはるかに実りある時間を過ごすことが出来ました。 

また、これだけこのジャンルの音楽に興味を持って頂ける方がいらっしゃったと言うことも、とても嬉しい事でした。 


 そんなわけで、今年1年関わらせていただいた皆様、どうも有難うございました。<(_ _)>
来年は今年得られた収穫をさらに深めて、いつか作品として形にできるように、更なる追及をしていければと思います。 

来年も、どうぞよろしくお願い致します。<(_ _)>
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雑記…'12年12月5日静岡県立大学での「帆香」特別講義公演より
昨日は今年最後の隔週音楽講座、今日は明日の現代音楽のつどいの準備とこの1ヶ月手をつけられなかった受験勉強の再開と、バタバタが続いております。 

そんな中、先日静岡県立大学の講義で上演した、SPAC俳優の布施安寿香さんとのユニット「帆香」による朗読と音楽のコラボレーションのDVDと、受講してくれた学生さん達からのアンケートを拝見。 

これまで沢山朗読とのコラボを作ってきて、自分の音が俳優さんの朗読の世界観にどれだけ貢献できているのかどうかという事は、実際のところ全くの主観ゼロで客観的に把握するのは出来ないものだと思うのですが(もちろん作る過程でどのような効果を出すのかというようなことは考えて作ってはいますが)
アンケートではかなり多くの学生さんがライブでの朗読の声と音による「臨場感」というものに、新鮮な感覚を持ってくれていたみたいでした。 

もちろんそれは布施さん(や他の俳優さんも)の力量があるからというのは言うまでもない事ですが、 自分ではそこまでの効果というのは逆に気づいていなかったので、そう書いてくれた学生さんが多かったのはとても嬉しいし、また、劇や映画程イメージを確定せず、逆に自分で本を読むよりは想像力をよりかきたてる朗読と音という形というのが、 本や劇、映画にはない力というか、可能性があるんだなぁという事を、アンケートを読んでいて教えられたと言うか。 

朗読+音の形は、ヴィジュアルがない分、聴いている人の想像、創造の自由をサポートしつつ邪魔しない、聴いている人の創造も含めて世界が出来上がる作品なのかもと思って。それってなんかすごい面白いかも。っていう。 
そういうことに貢献出来るのであれば、一般的に求められる音楽ではない、良くわからない事(笑)をしている自分も、やっている甲斐があるのかな、あればいいなと思いつつ。(笑) 

学生さんのアンケートを読んでいると、やっぱり普段テレビや映画ばかりで、生の体験というのがあまりなかった感じのようで、また授業という形で体験出来たのも良かったみたいです。 
選挙の投票率の問題もそうだけど、生身の臨場感(政治に対しても)というものが実感できる機会とか経験とか、そういうものが必要なのかなぁと思いました。(自分の活動と政治の事をつなげるつもりはなかったけど、通じるところはあるのかなぁとふと思い…) 

自分達の活動で、聴いている人に何かそういう刺激・体験が与えられればいいのかなぁと。 ここまできたら、朗読音楽っていうジャンルを確立するとか???(笑) そういうエキスパートを目指すっていうのもあり?(笑) 
でも、なんかそういう朗読にさらに想像力を広げられる音を添えられたらいいかなと思いました。
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’12年12月15日「SPAC俳優による朗読とピアノの午後」無事終了
こんにちは。すっかりブログがご無沙汰になってしまい、ここ1ヶ月の告知もご報告も出来ずじまいで…汗 さしあたって先日終わったばかりの公演のご報告から。

  「SPAC俳優による朗読とピアノの午後」昨日無事終了しました。お忙しい中お越し頂いた皆様、有難うございました!!<(_ _)> 

 去年も1日に3作品という回はあったのですが、今回はどの作品も30分前後のボリュームのあるもので、自分の創作、練習期間が10日間しかないということもあり、かなりハードな状況でしたが、3作品ともそれぞれの俳優さんの個性が出て良い作品になって良かったと思います。

 山下ともちさんの「おばあちゃんの栞」はともちさんのオリジナル作品だったのですが、本当のおばあちゃんの日記だと思われた方も多かったみたいで、とても感動を呼んでいました。今回は朗読とピアノの演奏がかぶる部分が多く、ロビーの響く音響では女優さんの声はいとも簡単にかき消されてしまう恐れがあるので、最初はかなりその辺りで頭を悩ませましたが、結果的にはともちさんの作品ではそれが音楽的にもおばあちゃんの日記のふんわり感を出せて良かったのかなと思います。 

木内琴子さんの「幸福な王子」も、これはもう全編ほとんど朗読にピアノが重なって、そして台詞が歌になったり朗読になったりという、琴子さんならではのスタイルで、朗読中全く気が抜けない(笑)作品でした。今回は全て琴子さんの指定による既成曲の伴奏づけでしたが、もう少し長い準備期間があれば、また違った形でいろいろ工夫できるんじゃないかなぁと思いました。 

そしてトリを務めたいとうめぐみさんの「人でなしの恋」は、極限の「弱音」を追及した作品でした。 いとうさんの朗読もほとんどささやき声、そしてピアノの演奏もひたすら音を間引いて、ぽつぽつと、ゆっくり、そして最弱音で、という、前半の2作品とは違う意味で相当神経を使うものでした。(笑)実を言うといとうさんの作品の最後の曲が弾くのには一番難しかったりしたのです。(^_^;) 

そんなこんなで、そして前日に急遽こしらえた大団円(笑) これはほんとに大岡さんと女優さんの何と言うか、自分ではできないはっちゃけ感(笑)が、逆にさすがだなぁと思いました。(笑)素敵な大人な皆様でした。(*^_^*) 

そんな感じで、ともちさん、琴子さん、いとうさん、そして大岡さん、有難うございました!!! 
そして忘れてならないのは全面サポートしてくれたSPACの中野三希子さん。 
私は三希子さんをねぎらいたい。(*^_^*)
本番前に他の準備もあるのに自分の準備のゴタゴタで余計な迷惑をかけてしまって非常に申し訳なかったです(汗) 
それから、既成曲の作曲者を私の代わりに全部調べてクレジットに入れてくれて本当に有難うございました。<(_ _)>結構調べるの大変だったんじゃなかったかと思います。(汗) 


そんなこんなで、 来年は受験生が本格的に受験なので、今後しばらく自分の活動は若干自粛せざるを得ないかもしれないですが…。さしあたって明日は隔週音楽講座、19日には現代音楽のつどい、と通常(?)業務が続きます。この1ヶ月手をつけられてない受験勉強と編曲作業、しばらくはまた引きこもりの日々に…(^_^;)
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「パリからの風」コンサート静岡公演&東京公演無事終了
「パリからの風」静岡公演、東京公演、無事終了しました。お越しいただいた皆様、有難うございました!!

素晴らしい演奏とプログラム、そしてSPAC俳優布施さんとのコラボは非常に好評で、
何と翌日の東京公演にも急遽布施さんが出演されました! 

前半のメインプログラムであるラヴェルの「クープランの墓」は、元々ピアノ独奏曲なのですが、お2人がピアノ版とオケ編曲版を吟味してオーボエ&ピアノ版に編曲されて、これがオリジナルピアノ版に匹敵するかしのぐくらいはまっていて、元々オーボエ版があるかのようでした。 

そして、布施さんとパリからの風による特別コラボレーションでは、 トルコの詩人、ナジム・ヒクメットの詩「日本の漁師」を朗読した布施さんのパフォーマンスとY.コプタゲルさんの楽曲「日本の漁師の二つの詩〜ヒロシマに捧ぐ」が、布施さんは楽曲を本番当日まで聴いていなかったにもかかわらずあまりにもはまっていて、本当にグッと来てしまいました。

 ヒクメットの「日本の漁師」は仏訳され楽曲がそれに基づいて作られたのですが、今回のコンサートの為に日本語訳されたのは、実はピアノの中本陽子さんで、本当に素敵(あまりにも切なすぎる内容ですが)な訳でした。「パリからの風」サイトに訳が載ってます http://t.co/SJZVAvKz 


また、自分の曲「三つの東北民謡による幻想曲」も日本初演して頂きました。
改めて、曲は演奏者によって初めて命を吹き込まれて磨いてもらって育ててもらうものなんだなぁと思いました。この曲に関してはほとんど民謡とお2人の力によって、成り立たせてもらっているものだと思います。お2人のご尽力に感謝しきりです。 


東京公演では、実は大学時代のお師匠様をご招待させていただいたところご主人とお2人でお越し頂ける事になったと言うのもあったので、個人的にはド緊張だったりしました。 

卒業してから先生をコンサートにお招きし曲を聴いて頂くのは初めての事で、今回の曲を作るずっと以前から、先生からは民謡を研究しなさいと言うお言葉を頂いていました。
今回自発的に民謡を取り入れ形になった初めての曲を東京で演奏してもらえる機会となったので、恐れ多いと感じつつもやはり聴いていただきたいと思いお越し頂きました。

 今回のプログラムで名だたる名作曲家の名作が並ぶ一番最後に演奏して頂いた事自体非常に恐れ多い事でしたが、先生からは、有難くも良く書けていると嬉しいお言葉を頂きました。音楽プロデューサーの旦那様も非常に厳しい方ですが評価のお言葉を頂けたので、あ〜、ようやく少しは自信を持ってみても良いのかなと言う感じでした。もちろん素材の民謡が素晴らしいのは言うまでもないですが、その素材を上手く生かせたのが良かったと言っていただけたので、自分ももう少し頑張れるかなぁと(笑)、少しは今までの恩返しになっていれば良いなぁと思いました。 


静岡公演、東京公演とも、オーボエの奈緒子さんのご友人、知人の方で、東北出身の方や東北にゆかりのある方、またご親族が被災されたという方もいらっしゃって、曲を聴いて頂いて非常に感動したと有難いコメントを頂く事が出来ました。 
今まで、曲を作ってきて、今回このように自分が思った以上に評価いただいたり有難いコメントを頂いたりして、ほんの少しでも人様のお力になる事が出来る、と言う事を初めて実感させていただいたような気がします。 
また、初めて、自分一人称ではなくて、人に伝える為の曲を作ると言う事も、ここまで来てようやく自分の中で一つ方向性が見えたような気がします。 
民謡を掘り起こし未来へ伝える、人へ伝えると言う作業は、自分自身の音楽の追及とともに、やっていく価値があるものだろうと言う、自分自身の一つの使命的な創作になって行くのではないかと感じました。 


静岡公演では今回共催としてSPACさん(特に担当して頂いた荒井舞さん)とトラディショナルサウンド堀池さんには多大なご協力を頂き、本当に恐縮しきりでした。お手伝いいただいた塩崎さん、譜めくりをして頂いた渡辺真由子さんにも改めて感謝したいと思います。本当に有難うございました。<(_ _)> 

と言うわけで、怒涛の2日間でした。布施さんとパリ風のコラボは、SPACでやらせてもらえていなければ恐らくなかった作品だったかもしれないので、そういう意味でもすごい巡り合わせだったなぁと思います。(これも堀池さんの"ひらめき”のおかげ(笑)) 


この後休む間もなく来週の「現代音楽のつどい@スノドカフェ」の準備と、生徒の補習計画、そして布施さんとの新作コラボの準備です!!熱い夏(???)になりそうです(笑)
最近の様子
 ここ最近、お知らせばかりで
それ以外はすっかりご無沙汰なブログですが。
たまにはお知らせ以外にも書きましょうか。


4月に入ってから、
教えている生徒が音大受験モードに突入した事もあって、
自分自身も見直し勉強の日々です。
まるで自分が受験生のように…(汗)


毎日和声の課題と対位法10問ぐらい解いて。
和声は郡の第1章(転調のところですね)を解き終わったところですが、
まだこの辺りは楽勝…かな。(笑)


形式にのっとった作曲(ソナタ形式、フーガ形式)も
この際だから自分もやり直し。


実は、私は形式にのっとって作曲するのは大の苦手で、
学生時代も、先生に「あなたは自由にやりなさい」と言われて
好き勝手に作曲してました。

と言うわけで、今頃になって、構成の重要性を痛感し出して、
ここは初心に戻って改めて地盤固めな感じです。


それと相反するようですが、
現代音楽の勉強も。
これも学生時代はどうしても耳が受け入れられず
(と言うか、今にして思うと聞き方、捉え方が分らなかっただけ)
毛嫌いしてスルーしていました。

今思うとなんともったいない学生時代だった事か…(笑)
やり残したことが今更ながらボロボロでてくるって言う…。

でも、あの頃はタイミングでは無かったんだろうからしょうがない。(笑)
逆に言うと、いろいろ好き勝手やらしてもらったから
ようやく向き合えるとも言えるし。

今学生だったらめちゃくちゃ勉強するんですが…(笑)


そんなわけで、勉強勉強の日々です。




それと同時に、
来月出演するシズオカ×カンヌウィークの準備もしつつ。


これは静岡市街で行われるカンヌ映画祭関連のイベントで、
せっかく映画祭のイベントで演奏するので、
5年前に上演したバスターキートンのサイレント映画上映ライブで作曲・演奏した
自作品から何曲か演奏しようと思っています。
5年間封印してた懐かしい曲達です。



今年〜来年は
そんなわけで勉強中心になりそうで。
創作的にも自分の中でかなり今までと目指すものが変わってきているので、
しばらく試行錯誤の日々が続きそうですが。

自分としては、昨年受けた現代音楽セミナー以来、
音楽の概念、捉え方がそれまでと全く変わってしまって、
メロディー、ハーモニー、拍子と言う概念ではなく、
もっと音そのものの質感(布の手触りが種類によって違うように)を
楽器の組み合わせや使い方によって出せるようになりたいし、
それを最大限に引き出せる構成や構造を組み立てられるようになりたいなぁと
思っています。


それには、まだまだスキルが全然足りないし、
今までと全く違うアプローチでないと難しいと思うので、
すぐには形にできないかもしれないけど、
少しづつ、スキルが付けられたら…と思います。
朗読とピアノの午後(12月10日、11日)出演公演無事終了
11月に続いて12月10日、11日と2日に渡って出演させて頂いた
SPAC俳優による「朗読とピアノの午後」無事終了しました。
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

今回は2日に渡って5人の俳優さんとそれぞれ全く異なったテキストでの公演で、
スケジュール的にもかなり立て込んで大変な面もありましたが、
自分の創作の面においても、また俳優さんとの共演の過程においても
様々な経験をさせていただくことができ、貴重で有意義な時間でした。


10日は9月のお月見ライブより「帆香」というユニットを組ませて頂いている
布施安寿香さんと、東京でもご活躍の吉植荘一郎さんとの共演でした。


吉植さんは魯迅の『薬』の朗読。
中国の辛亥革命が舞台になっていて、老夫婦が肺病の息子を治したい一心で、
当時薬に使われることがあったという、処刑された革命家の人血を使用した
人血饅頭を薬として息子に与えると言うお話でした。

話としては非常に重く残酷なところがありましたが、
音楽的には舞台が中国なので中国音階を使用し、またどちらかというと
残酷なところより病気の息子を想う老夫婦の心情や、
吉植さんからほっとする感じの曲のオファーもあったので、
話の重々しさとは対照的にそれを浄化させるような感じの音楽に自然となりました。
吉植さんの迫力があり、また情感あふれる朗読は素晴らしかったです。


布施さんとは、もうご一緒するのはお月見も含めて4回目になりましたが、
今回は高見順の『死の淵より』という詩集からの朗読でした。
布施さんはとても演出力があって、毎回非常に作品のヴィジョンがしっかり出来ていて、
音楽に対するイメージというものも非常にわかりやすく提示して頂けるので
音も作りやすかったりします。

今回は、作者高見順さんが癌になって闘病されている際につづられた詩の数々で、
こちらもやはり死と対峙した重くガツンとくる言葉が多いものでしたが、
布施さんが持ち合わせている透明感のある佇まいと声に加えて、
能の「井筒」をフィーチャーした演出で
ただ重くなるだけになりがちなものとはまた違った世界観を作りだすようなものに
なったと思います。

音楽的には、布施さんから能のシテ役(主役)が一度退場して後ジテになって(大体のものは霊になって)現れる際の盛り上がる音楽のように、というオファーがあったので、
最後の「おれの食道に」の詩の前に、能楽の要素を織り込んだ曲を演奏しました。
能の音楽を自分の創作に取り入れたのも今回が初めてで、非常に興味深いものだったので、
もう少し時間をかけて、能の作品をいろいろ見てみたいなぁと思いました。



11日は3人の俳優さんとの共演でした。

若宮羊市さんとは2回目の共演で、
今回はパブロ・ネルーダというチリ人の詩人の『そのわけをはなそう』
この詩はネルーダがスペインへ行った際に遭遇したスペイン内戦で
平和だった街が破壊される様子を描写し突きつけるような、これもかなりヘビーな作品でした。
若宮さんのオファーから、敢えて平和でハッピーな感じの曲を入れてほしいと言う事だったので、
詩の平和だった街の様子からヨーロッパの映画音楽や、ヨーロッパのクラシカルな舞曲のようなテイストの作品を作ってみました。



木内琴子さんとはインドのクリシュナムルティ―の『瞑想』
インドという事で最初からインド音楽のモチーフを取り入れたいなぁと思っていましたが、
テキストと合わせるのにあまり音が多くない方が良い感じがしたので、
最初と最後だけインド音楽の初めの方に演奏されるアーラープ(緩やかなインプロ部分)をヒントに演奏しました。
間にインド料理のレシピの朗読もされるとのことだったので、
すぐに料理番組のテーマ曲が思い浮かんで(笑)トイピアノで演奏しました。
琴子さんの朗読は、本当に聞いているだけで癒されてしまう感じで、
お隣で朗読を聴かせて頂けて非常に贅沢な気分でした。


最後にご一緒した武石守正さんは川端康成の『片腕』を朗読。
この作品をご存知の方はどのくらいいるのかなぁという感じですが、
川端康成がこんな作品を書かれているなんて意外だなぁというのが最初の印象でした。
内容的にはなんというか、あまりにも非日常だったので最初は音のイメージも全く思いつかなかったのですが、
最終的にはちょっとけだるいスロージャズな感じをモチーフにして、
だいぶ昔に作った私の曲やワルツ調のスロージャズを入れたりして、
雰囲気的には良い感じに出来たかなと思います。
何よりも、武石さんの美声にうっとりしてしまう方も多かったのではないでしょうか。
私も、そんな武石さんの朗読とともに演奏させていただけて光栄でした。


そんな感じで、どの作品も独特の世界観があり、個性的でとても面白かったです。
毎回、実力派の俳優さんと作品を作らせて頂いているのは、本当にありがたく、
得難い経験をさせていただいてるなぁと思います。
このような機会を与えていただいている事に改めて感謝したいと思います。
演出の大岡さん、SPACのスタッフの皆様にも毎回いろいろとお世話になり、
毎回お声をかけて頂けていることに本当に感謝です。ありがとうございます。<(_ _)>


というわけで、今年度予定している出演公演は今回が最後ですが、
今年は様々なミュージシャン、アーティストの方と
様々な形のコラボレーションをやらせていただけて
充実した1年となりました。
共演して頂いた皆様、スタッフで支えていただいた皆様、
そして、公演に足を運んで頂いた全ての皆様に感謝します。
本当にありがとうございました。<(_ _)>



2011/10/01 tonalite@HERO←無事終了〜!

こんにちは。

10月1日に行われたパフォーマンスナイト
「HERO←」tonalite無事終了しました。
今回はペインターさんとダンサーさんが1人づつ増えた事、絵を描く布の表側と裏側と両方を使ったパフォーマンス、また全員が映像を重ねた時の効果をしっかり考えたうえでの即興パフォーマンスを行ったので、以前より増してレイヤーの奥行き、光と影と色の効果が深まったとても面白いものになりました。


今回はパフォーマーに加えて裏方さんお2人のお力も大きかったです。特に、個人的には映像、音響担当して頂いた川本利彦さんには今回音響についても非常に良く考えて頂いて、前の日からほとんど寝ずに準備して頂いたので、感謝しきりでした。ありがとうございました。


今回いろいろとハプニングがあったため、当初の考え通りにできないところは多々ありましたが、tonaliteはハプニングや周りの人の声や音、その場で起こった事や影響した事も全て作品の要素として取り込まれていくパフォーマンスなので、それが思いもしない面白い効果となって現れるのがこのパフォーマンスの醍醐味だし面白いところだなぁと改めて思いました。約6分間もグロッケンソロをやることになるなんて思いもしなかったですが(笑)グロッケン一本で結構抑揚付けられた演奏が意外ととできたなぁと思ったりして。追い込まれて逆に「動」の演奏ができて、結果的には面白かったなぁ。


tonaliteは最初は一柳綾乃ちゃんと2人だけでやり始めたコラボだったけど、それが回を重ねるたびに関わる人が増えてきて、今回はなんと7人のメンバーでした。

今回加わってくれたペインターのナカタニユミコさんは、京都で最初にtonaliteやった時にはお客さんとして見に来てくれていました。感慨深いし、最初の頃を思うと本当にすごいことだなぁと思います。

ダンサーには木村英一さんが新たに加わっていただいて、ペインターが女性2人、ダンサーさんが男性2人というバランスもとても良かったし、ダンサーの日置あつしさん、木村さんは服も白と黒と使い分けて、映像になった時の効果を非常に考えられていました。

こうしてチームで何かできるってほんとにいいなぁと思いました。またぜひこのメンバーでやりたいなぁと思います。今後も皆様どうぞよろしくお願いします<(_ _)>


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